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短信 説明会情報一覧 | インフォテリア株式会社

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Academic year: 2018

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(1)

(財)財務会計基準機構会員

平成20年3月期 中間決算短信

平成19年11月8日

上場会社名 インフォテリア株式会社 上場取引所 東証マザーズ

コード番号 3853 URL http://www.infoteria.com 代表者     (役職名)代表取締役社長 (氏名)平野 洋一郎

問合せ先責任者 (役職名)取締役管理部長 (氏名)齊藤 裕久 TEL (03)5718-1250

半期報告書提出予定日 平成19年12月21日 配当支払開始予定日 平成-年-月-日

(百万円未満切捨て) 1.平成19年9月中間期の連結業績(平成19年4月1日~平成19年9月30日)

(1)連結経営成績 (%表示は対前年中間期増減率)

売上高 営業利益 経常利益 中間(当期)純利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %

19年9月中間期 382 △25.6 △105 - △128 - △176 -

18年9月中間期 514 - 116 - 116 - 232 -

19年3月期 1,009 - 206 - 207 - 314 -

1株当たり中間

(当期)純利益

潜在株式調整後1株当たり 中間(当期)純利益

円 銭 円 銭

19年9月中間期 △3,299 92 - - 18年9月中間期 4,662 49 - -

19年3月期 6,317 74 - -

(注)1.当社は、平成18年9月中間期より中間連結財務諸表を作成しているため、平成18年9月中間期の対前年中間期      増減率については記載しておりません。

   2.平成19年9月中間期の潜在株式調整後1株当たり中間純利益については、潜在株式は存在するものの1株      当たり中間純損失であるため記載しておりません。

  3.平成18年9月中間期及び平成19年3月期の潜在株式調整後1株当たり中間(当期)純利益については、新株予      約権の残高はありますが、当社株式は非上場であったため、期中平均株価が把握できませんので記載しており      ません。

(参考)持分法投資損益 19年9月中間期 - 百万円 18年9月中間期 - 百万円 19年3月期 - 百万円 (2)連結財政状態

総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産

百万円 百万円 % 円 銭

19年9月中間期 1,929 1,753 90.9 30,831 90

18年9月中間期 1,694 1,453 85.8 29,214 40

19年3月期 1,728 1,536 88.9 30,880 23

(参考)自己資本 19年9月中間期 1,753 百万円 18年9月中間期 1,453 百万円 19年3月期 1,536 百万円 (3)連結キャッシュ・フローの状況

営業活動による キャッシュ・フロー

投資活動による キャッシュ・フロー

財務活動による キャッシュ・フロー

現金及び現金同等物 期末残高

百万円 百万円 百万円 百万円

19年9月中間期 △89 △70 368 1,235

18年9月中間期 102 △8 - 951

19年3月期 182 △14 - 1,026

2.配当の状況

1株当たり配当金

(基準日) 第1四半期末 中間期末 第3四半期末 期末 年間

19年3月期

20年3月期

20年3月期(予想)

3.平成20年3月期の連結業績予想(平成19年4月1日~平成20年3月31日)

(%表示は対前期増減率)

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益

1株当たり 当期純利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭

通期 1,050 4.0 62 △69.8 37 △82.2 △82 - △1,052 54  (注) 平成20年3月期の1株当たり当期純利益は、新規上場に伴う公募株式数(6,000株)及びオーバーアロットメント     による売出しに関する第三者割当増資分(1,125株)を考慮した期中平均株式数により算出しております。

(2)

4.その他

(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) 無

(2)中間連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更(中間連結財務諸表作成のための基本とな る重要な事項の変更に記載されるもの)

① 会計基準等の改正に伴う変更 有

② ①以外の変更        無

(注)詳細は、29ページ「中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧ください。 (3)発行済株式数(普通株式)

① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 19年9月中間期 56,885株 18年9月中間期 49,760株 19年3月期 49,760株

② 期末自己株式数 19年9月中間期 -株 18年9月中間期 -株 19年3月期 -株

(注)1株当たり中間純損失及び中間(当期)純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、36ページ「1 株当たり情報」をご覧ください。

(参考)個別業績の概要

1.平成19年9月中間期の個別業績(平成19年4月1日~平成19年9月30日)

(1)個別経営成績 (%表示は対前年中間期増減率)

売上高 営業利益 経常利益 中間(当期)純利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %

19年9月中間期 382 △25.6 △117 - △140 - △189 -

18年9月中間期 514 - 118 - 118 - 228 -

19年3月期 1,009 - 199 - 200 - 301 -

1株当たり中間

(当期)純利益 円 銭 19年9月中間期 △3,532 81 18年9月中間期 4,592 56 19年3月期 6,051 07

(注)当社は、平成18年9月中間期より、中間財務諸表を作成しているため、平成18年9月中間期の対前年中間期増減     率については記載しておりません。

(2)個別財政状態

総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産

百万円 百万円 % 円 銭

19年9月中間期 1,926 1,751 90.9 30,782 76

18年9月中間期 1,712 1,474 86.1 29,631 21

19年3月期 1,737 1,547 89.0 31,089 72

(参考)自己資本 19年9月中間期 1,751 百万円 18年9月中間期 1,474 百万円 19年3月期 1,547 百万円

2.平成20年3月期の個別業績予想(平成19年4月1日~平成20年3月31日)

(%表示は対前期増減率)

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益

1株当たり 当期純利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭

通期 1,050 4.0 55 △72.3 30 △84.8 △90 - △1,622 51  (注) 平成20年3月期の1株当たり当期純利益は、新規上場に伴う公募株式数(6,000株)及びオーバーアロットメント     による売出しに関する第三者割当増資分(1,125株)を考慮した期中平均株式数により算出しております。

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項

  上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素  を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。

 業績予想の前提となる仮定等については、5ページ(1)経営成績に関する分析の今期の見通しをご覧くださ  い。

(3)

1.経営成績

(1)経営成績に関する分析 (事業の概況)

 当中間連結会計期間におけるわが国経済は、米国でのサブプライムローン問題の影響や相変わらず続く原油価格の高 騰の影響が懸念されるものの、全体としては、世界経済の拡大にともない、企業では輸出・設備投資の増加、家計では 雇用者所得の増加、底堅い個人消費などを背景に緩やかな景気の拡大が続きました。

 当社グループの属するIT(情報技術)業界は、ゆるやかな景気の拡大を背景とした企業のシステム投資の増大ととも に、優良なシステムインテグレータにおいて人員不足が慢性化するなど需要が増加しております。また、インターネッ トの新しい潮流として「Web 2.0」の定着が始まり企業情報システムとしてインターネットを通じて提供されるサービス の重要度も増しております。

 このような状況下で、当社グループは当中間連結会計期間において主力製品「ASTERIA」の販売代理店である

「ASTERIA」パートナーの強化、社内営業体制の強化などを実施するとともに、「Web 2.0」が企業にも浸透する時代に 備えて新たに「OnSheet」(オンシート)などの新製品も発表いたしました。

このような活動の結果、当中間連結会計期間における売上高は382,588千円(前年同期比25.6%減)、営業損失は105,973 千円(前年同期営業利益116,514千円)、経常損失は128,134千円(前年同期経常利益116,153千円)、中間純損失は176,661 千円(前年同期中間純利益232,005千円)となりました。

なお、事業区分別の売上は以下のとおりであります。 ①ライセンス

これまでにも実績のある大口顧客向けの「ASTERIA」の受注を獲得できなかったため、前年実績を割り込む結果とな りました。一方で、通常規模の「ASTERIA」の出荷は順調に推移し、平成19年9月末には、累計導入社数も410社を超  えました。また、「ASTERIA」そのものも顧客からの細かなニーズに対応したバージョン「4.1」を出荷するなど弛ま  ぬ改良を続けました。

このような活動の結果、ライセンスの売上高は203,711千円(前年同期比46.6%減)となりました。 ②サポート

19年3月期より引き続きサポート事業専任の営業を配置し、サポート契約率の向上に努めるとともに、サポート契  約率低下の原因となっていた初年度のサポート無償提供の廃止が開始より1年を経てほぼ行きわたりました。   このような活動の結果、サポートの売上高は129,449千円(前年同期比34.9%増)となりました。

③ネットサービス

  19年3月期からソーシャルカレンダーサービス「c2talk」」(シー・ツー・トーク)、企業課題管理サービス   「Topika」(トピカ)の提供を開始しました。これらの製品は、インターネットを通じて提供されるサービスを前提  にしたものであり、ソフトウェアのライセンス料金の月額課金のほか、コンテンツ使用料、広告配信による収入など  を得ることができるサービスとして提供しています。

  このような活動の結果、ネットサービスの売上高は2,165千円となりました。 ④役務サービス

  引き続きパートナー企業から充実した品質の高いシステム構築、コンサルティングを提供できるように後方支援に 絞り込みました。

  このような活動の結果、役務サービスの売上高は11,079千円(前年同期比375.7%増)となりました。 ⑤教育他

  海外での「XMLマスター」受験増を狙い英語圏の市場に向けたプロモーションを実施しました。

  また、国内においてはXMLデータベースのプロフェッショナルに向けた試験と教育コースの開発を平成19年12月の開  始を目指して進めました。しかしながら、依然として低迷するIT教育市場全体の流れの影響から脱することはできま  せんでした。

  このような活動の結果、教育他の売上高は36,182千円(前年同期比4.6%増)となりました。

(2)財政状態に関する分析 資産、負債及び純資産の状況

 当中間連結会計期間の資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ201,519千円増加し1,929,559千円となりま した。主な資産の増減は、売掛金35,400千円及び繰延税金資産45,062千円の減少、投資有価証券43,286千円及び現金及 び預金209,315千円の増加となりました。

 負債につきましては、前受金の増加32,153千円、未払消費税等の減少11,337千円などがあり175,686千円となりました。 純資産につきましては、東京証券取引所マザーズ上場に伴い新株発行による資本金196,650千円と資本剰余金196,650千 円の増加になりましたが、利益剰余金176,661千円の減少などにより1,753,872千円となりました。

(4)

キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より209,352千円増加 し、1,235,661千円となりました。

 当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果、使用した資金は89,748千円となりました。主な増加要因は、売上債権の減少に伴う収入35,400千円 及び前受金の増加に伴う収入32,153千円であり、主な減少要因は、市場販売目的のソフトウェアの取得による52,509千 円及び税金等調整前中間純損失128,287千円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は70,163千円となりました。これは主に、投資有価証券の取得43,485及び有形固定資産 の取得による支出18,995千円によるものであります。

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による収入は、主に東京証券取引所マザーズ上場に伴う新株発行による収入386,192千円によるのもでありま す。

キャッシュ・フロー関連指標の推移

平成18年3月期 平成19年3月期 平成19年9月中間期

自己資本比率(%) 87.5 88.9 90.9

時価ベースの自己資本比率(%) - - 104.7

キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%) - - -

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) - - -

(注)1.上記指標の計算式は下記のとおりであります。      自己資本比率 : 自己資本/総資産

     時価ベースの自己資本比率 : 株式時価総額/総資産

     キャッシュ・フロー対有利子負債比率 : 有利子負債/営業キャッシュ・フロー      インタレスト・カバレッジ・レシオ : 営業キャッシュ・フロー/利払い      2.指標は連結ベース財務数値により算出しております。

    3.時価ベースの自己資本比率については、平成19年3月期以前につきまして、当社は非上場であるため記載を       しておりません。

    4.キャッシュ・フロー対有利子負債比率については、平成18年3月期、平成19年3月期及び平成19年9月中間       期における有利子負債がないため、記載をしておりません。

    5.インタレスト・カバレッジ・レシオについては、平成18年3月期、平成19年3月期及び平成19年9月中間期       における支払利息が発生していないため、記載をしておりません。

(5)

(3)今期の見通し

 平成20年3月期通期の連結売上高の見通しは、上半期に受注を獲得できなかった大口案件を除いた「ASTERIA」を中心 としたライセンス、サポートおよびネットサービスについて引き続き増加すると考えておりますが、一方で、役務サー ビス、教育等についてはほぼ前年度と同額程度で推移すると考えております。

 この結果、連結売上高は1,050百万円(前年同期比4.0%増)と予想し、平成19年9月21日公表の「平成20年3月期中 間(連結・個別)業績予想および通期(連結・個別)業績予想の修正に関するお知らせ」からの変更はありません。  当期の連結営業利益、連結経常利益、連結当期純利益につきましては、前回予想発表以降の可変要素はありません。 連結営業利益と連結経常利益の主な差分は上場関連費用、連結経常利益と連結当期純利益の主な差分は税効果会計によ るものであります。よって、連結営業利益は62百万円(前年同期比69.8%減)、連結経常利益は37百万円(前年同期比 82.2%減)、連結当期純損失は82百万円(前年同期当期純利益314百万円)となり、平成19年9月21日公表の「平成20年 3月期中間(連結・個別)業績予想および通期(連結・個別)業績予想の修正に関するお知らせ」からの変更はありま せん。

   【連結業績予想】

    売上高     1,050百万円 (前年同期比4.0%増)     営業利益      62百万円 (前年同期比69.8%減)     経常利益      37百万円 (前年同期比82.2%減)

   当期純損失  82百万円 (前年同期当期純利益314百万円) 

(注)前述の業績見通しに記載されている、将来の業績に関する計画、見通し、戦略等は、現在入手可能な情報から得    られた当社の経営者の判断に基づいております。したがいまして、これら業績見通しのみに全面的に依拠して投 資判断を下すことは控えるようお願いいたします。実際の業績は、様々な重要な要素により、これら業績見通し    とは大きく異なる結果となりうることをご承知おきください。実際の業績に影響を与え得る重要な要素は、後述    の「事業のリスク」に記載しておりますが、業績に影響を与えうる要素はこれらに限定されるものではありませ    ん。

(6)

(4)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

 当社の配当政策につきましては、当社の利益成長とそれを支える礎となる財務体質の強化が重要との認識から当期の 業績の状況をベースに、内部留保の充実と配当性向等とのバランスを図りながら、株主に対して積極的に利益還元を行 うことを基本方針としております。

 なお、当社は、会社法第454条第5項に基づき、中間配当制度を採用しており、剰余金の配当は、中間配当及び期末 配当の年2回を基本方針としております。配当の決定機関は、中間配当については取締役会、期末配当については株主 総会としております。

 平成20年3月中間配当については、安定的な経営基盤の確立のため剰余金の配当を行わず、内部留保の充実を図りま した。なお、平成20年3月期末配当については、内部留保資金は、新製品の研究開発、人員の充実などに充当し、企業 価値の向上を図ってまいる考えです。

(5)事業等のリスク

  以下において、当社グループ(当社及び連結子会社)の事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考 えられる主な事項を記載しております。

 また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる 事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。なお、当社グループは、これ らのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関 する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があります。  なお、本書に記載されている将来に関する事項は、平成19年9月30日現在において当社グループが入手可能な情報か ら判断したものであります。

(事業を取り巻く経営環境のリスク) ① 業績の推移について

  当社グループの最近の業績推移は、以下のとおりであります。当社は、製品開発及び市場開拓を目的とした先行投  資のために、創業より第6期まで連続して当期純損失を計上し、第7期において初めて当期純利益を計上しておりま  す。そのため、過去の業績の推移が必ずしも今後の業績の参考にならない可能性があります。

連結経営指標等

回次 第5期 第6期 第7期 第8期 第9期 第10期中

決算年月 平成15年3月 平成16年3月 平成17年3月 平成18年3月 平成19年3月 平成19年9月 売上高 (千円) - - 860,578 885,407 1,009,359 382,588 経常利益又は

経常損失(△)

(千円) - - 167,078 63,630 207,783 △128,134 当期純利益又は

当期純損失(△)

(千円) - - 237,441 114,509 314,370 △176,661 純資産額 (千円) - - 1,104,575 1,222,087 1,536,600 1,753,872 総資産額 (千円) - - 1,248,273 1,397,135 1,728,039 1,929,559 (注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

    2.当社は第7期より連結財務諸表を作成しております。

    3.第7期、第8期及び第9期の連結財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づき、創研合       同監査法人の監査を受けております。

(7)

単体経営指標等

回次 第5期 第6期 第7期 第8期 第9期 第10期中

決算年月 平成15年3月 平成16年3月 平成17年3月 平成18年3月 平成19年3月 平成19年9月 売上高     (千円) 795,282 742,148 860,578 885,407 1,009,359 382,588 経常利益又は

経常損失(△)  (千円)

△13,937 △94,360 178,222 76,687 200,182 △140,601 当期純利益又は当期(中間)

純損失(△) (千円)

△22,113 △103,499 248,799 127,566 301,101 △189,129

資本金      (千円) 400,000 400,000 539,200 539,200 539,200 735,850 純資産額     (千円) 693,712 590,213 1,118,356 1,245,923 1,547,024 1,751,077 総資産額     (千円) 852,283 741,494 1,261,312 1,420,400 1,737,805 1,926,373 (注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

    2.第5期において無償減資を実施しております。

    3.第5期において平成14年5月1日付で、インフォテリアネットワークス株式会社を吸収合併しておりま       す。

    4.第7期において平成17年3月1日付で、インフォテリアコミュニケーションズ株式会社を吸収合併してお       ります。

    5.第7期、第8期及び第9期の財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づき、創研合同監       査法人の監査を受けておりますが、第5期及び第6期の財務諸表については当該監査を受けておりませ       ん。

なお、第5期から第10期中までの業績変動の主な要因は以下の通りです。

 第5期 (単体):「ASTERIA」のシステム構築事業を行ったために売上高が伸長しましたが、主に製品開発のため       の先行投資のための費用が発生した結果として経常損失及び当期純損失を計上しております。  第6期 (単体):「ASTERIA」のシステム構築を行うことのできるパートナーが増加したため、当社が直接実施す       るシステム構築を減らしたことで売上高は減少しました。また、前期より継続していたシステム       構築において赤字が発生したため経常損失及び当期純損失を計上しております。

 第7期 (連結):ASTERIAパートナーの充実により、当社が直接「ASTERIA」システム構築を手がけることはなくな       りました。このため、収益構造が改善し創業以来初の経常利益及び当期純利益を計上しておりま       す。

 第8期 (連結):第7期に続き「ASTERIA」の売上高は伸長しましたが、サポート体制構築のための外注費や新製       品に向けた社員採用などを原因として、前期対比で増収ながら経常利益及び当期純利益は減少し       ております。

 第9期 (連結):「ASTERIA」のライセンス売上高がさらに増加するとともに、新たなサポート体制が奏功しサポ       ート売上高が増加しました。結果として、前期対比で増収増益となっております。

 第10期中(連結):サポート売上およびASTERIAの通常規模の販売は増加したものの、大口案件の受注獲得ができ       なかったことにより前年同期に対して、減収減益となりました。

② 業績の季節変動について

  当社グループで最も大きな売上高比率を構成するライセンス売上は、ASTERIAパートナーからの発注に基づきま  す。ASTERIAパートナーの多くは3月決算のシステムインテグレータであり、当社への発注を年度末及び中間期末に  集中させる傾向があります。そのため、当社の売上高も第2四半期及び第4四半期に偏る傾向があり、第1四半期、  第3四半期の売上は全体に対して小さくなる傾向があります。なお、このことを反映し、第8期及び第9期における  四半期毎の売上高は以下のとおりとなっており各四半期の営業利益及び経常利益もこうした売上高の変動による影響  を受けておりますが、ASTERIAパートナーの販売施策や当社グループにおける研究開発活動の展開状況等により、こ  の傾向は必ずしも今後の業績の参考にならない可能性があります。

(8)

項目

第8期(連結)

自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日

第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通期

売上高(千円)

157,847 319,862 100,052 307,645 885,407

(17.8%) (36.1%) (11.3%) (34.8%) (100.0%)  (注)1. 売上高には、消費税等は含まれておりません。

    2.比率は、連結会計年度全体に占める割合を示しております。

     3.第8期の四半期毎の財務情報は証券取引法第193条の2の規定に基づく監査を受けておりません。

項目

第9期(連結)

自 平成18年4月1日 至 平成19年3月31日

第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通期

売上高(千円)

107,626 406,947 210,737 284,047 1,009,359

(10.7%) (40.3%) (20.9%) (28.1%) (100.0%)  (注)1. 売上高には、消費税等は含まれておりません。

    2.比率は、連結会計年度全体に占める割合を示しております。

     3.第9期の四半期毎の財務情報は証券取引法第193条の2の規定に基づく監査を受けておりません。

③ 競合製品について

  当社グループは、企業の情報システムの統合・連携を行うためのソフトウェア製品を提供しております。この領域  のソフトウェアのニーズは年々高まっており、ベンチャー企業だけでなく最近では大手ソフトウェアメーカーも競合  製品の投入を開始しております。そのような状況においても、コーディングを全く行わないという従来のシステム開  発手法と異なる特長を持った製品である「ASTERIA」は、EAI(Enterprise Application Integration)やBtoBなどの  データ連携用途において高い市場占有率を有していると認識しておりますが、今後、予期しない競合製品の出現や、  競合製品との価格競争により著しい価格変動を余儀なくされた場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可  能性があります。

④ XML技術への依存について

  当社グループは、創業時よりXML技術にフォーカスし、以来一貫してXML技術を基盤とした製品の開発を行うととも  に、XML技術そのものの普及、啓発を行ってきております。現在、「ASTERIA」の採用事例として公開している、報道  情報のXML標準を活用したネットワークへの採用や、リアルタイム情報のXML標準を活用したネットワークへの採用  は、いずれもXML技術に依存したものであります。この事実は、XML技術の市場における位置づけや成長性が当社の事  業に影響を及ぼすということでもあり、将来的にXMLの存在を脅かす標準データ形式が開発され普及した場合には、  当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

⑤ EAI、BtoB市場への依存について

  当社グループの主力製品である「ASTERIA」は、主としてEAIやBtoBと呼ばれる企業の情報システムの統合・連携を  行う用途に使用されております。EAI、BtoBの市場は、インターネットの普及と企業システムの進化によって今後も  数年間は年々拡大していくと認識しておりますが、何らかの理由により、EAI、BtoBの市場規模が縮小し需要が落ち  込んだ場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

⑥ 技術革新の予測について

  当社グループでは、価値ある新製品を世に送り出すことによる収益向上を図っており、今後も、新製品開発が企業  存続の鍵となるものと確信しております。また、魅力的な新製品の開発による売上高の増加が、企業の成長にとって  重要な要素であると考えており、これまでにも、XML技術など近年開発された革新的な技術について早期に積極的に  経営戦略の主題として取り組むことで事業を拡大してまいりました。

  しかしながら、ソフトウェア業界の技術革新のスピードは速く、その技術革新を予測することは極めて難しいた  め、当社グループが常に技術革新に適合した魅力的な新製品をタイムリーに開発できるとは限りません。当社の予測  に見込み違いが生じ、技術革新に遅れをとった場合、企業収益に大きな見込み違いが生ずることになりかねず、当社  グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(9)

(当社グループの事業体制のリスク) ① 特定の製品への依存度について

  当社グループは、高い利益率と成長性を得るために、人数依存型の収益モデルとなる役務サービス売上の比率を減  らし、XML技術を核とした自社開発パッケージ製品に直接関連する売上であるライセンスとサポートの売上(以下  「製品関連売上」という)比率を高める経営戦略を採っております。汎用データ連携ソフトウェアとして最初の製品  である「ASTERIA R2」を出荷開始した第5期には、当社がシステム構築を直接実施したため一旦「製品関連売上」の  比率が減少しましたが、その後、ASTERIAパートナーの増加に伴い役務サービス売上が減少すると同時に「製品関連  売上」の比率は毎年上昇し、第9期には売上高の9割強を占めるまでになっております(下表)。第9期においては  「製品関連売上」の大半は、「ASTERIA」に起因するものであり、このことは、当社の売上の多くが「ASTERIA」のラ  イセンス売上に依存していることを示しております。

 「ASTERIA」の需要は発売以来順調に推移し、平成18年3月末には導入実績が累計251社、平成19年3月末には導入実  績が累計362社、平成19年9月末には導入実績が累計414社となっておりますが、市場環境の変化、内外の景気動向の  変化などにより、「ASTERIA」の需要に大きな変化が現れた場合には、当社グループの業績に重大な影響を与える可  能性があります。

(単位:千円)

回次 第5期 第6期 第7期 第8期 第9期 第10期中

決算年月 平成15年3月 平成16年3月 平成17年3月 平成18年3月 平成19年3月 平成19年9月 製品関連(ライセンス

+サポート)売上

411,265 518,914 677,385 743,289 918,604 333,161

売上高に占める比率   51.7% 69.9% 78.7% 83.9% 91.0% 87.1% 製品関連以外 384,016 223,234 183,192 142,118 90,755 49,427 売上高 795,282 742,148 860,578 885,407 1,009,359 382,588

② ASTERIAパートナー(販売代理店)への依存について

  当社グループのライセンス売上は、その大半をASTERIAマスターパートナーと呼ぶ販売代理店を通じてエンドユー  ザーに販売されております。このことは、当社製品の販売を促進し、代金回収リスクを下げるなどの効果があり、こ  れらのパートナーとの販売契約が一時期に大量に解除される可能性は極めて低いと認識しているものの、何らかの理  由によりそのような状況が発生した場合には、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。

③ ライセンスの収益性について

  当社グループのライセンス売上は、当社が企画・開発したソフトウェアを不特定多数の顧客に販売するビジネスモ  デルとなっております。このため、特定の顧客向けの受託開発型のソフトウェアと違い、ライセンス販売数が増加し  ても当該製品の開発コストはほとんど増加せず、ライセンス販売数量が増すごとに利益率が上昇する収益構造となっ  ております。しかしながら、変化の激しい市場において、このビジネスモデルを継続するためには新たな製品の研究  開発を継続的に実施しなければならず、研究開発投資の状況によっては、当社グループ全体の利益率を圧迫する要因  になる可能性もあります。したがって、ライセンス事業における売上増が、当社グループの利益増に直結しない可能  性があります。

(10)

④ ネットサービスの収益性について

  第9期において、ネットサービスの事業区分に属する「c2talk」と「Topika」の2製品を計画通り提供開始するこ  とができましたが、下表に示す通り当社が意図している収益モデルは、既に実績のある「ASTERIA」とは収入モデル  が異なります。これらの収入モデルは、他社の例に見られるように、成功すれば継続的な収益の拡大が期待されるも  のでありますが、一方でサービス開始初期の売上金額は極めて小さく、サービス提供開始の直後に確実な予測をする  ことが困難であります。したがって、ネットサービスにおける収益が計画通りに確保できない場合は、当社グループ  の業績に重大な影響を与える可能性があります。

製 品 収入モデル 説 明

ASTERIA

ライセンス収入 当社製品の永久使用許諾権に対する対価としての収入。

サポート収入

当社製品を使用することによって生じる問題解決や製品の更新の対 価としての収入。

c2talk Topikaなど

サブスクリプション収入 当社サービスを使用した期間に応じて課金するものについての収入。

広告収入

当社サービスを利用している間に表示される広告について、その広 告主から広告の掲出料としての収入。

アフィリエイト収入

当社サービス上で紹介された商品が販売に結びついた場合に、その 手数料としての収入。

コンテンツ収入

当社サービス上に掲載するコンテンツのうち有料で課金するものに ついての収入。

⑤ 特定の人物への依存について

  当社の創業者の一人で代表取締役社長の平野洋一郎は、経営方針や経営戦略の策定、当社事業の推進に重要な役割  を果たしております。なんらかの理由により同氏に不測の事態が生じた場合、当社の今後の経営成績及び事業展開に  影響が予測されます。

  また、当社の創業者の一人で研究開発担当取締役の北原淑行は、当社の研究開発及び製品戦略の策定において重要  な役割を果たしており、同氏が業務を遂行できなくなった場合には、当社の製品開発を行うにあたって影響が予測さ  れます。

  このため当社では、両氏に過度に依存しないように経営体制を整備し、権限の委譲と人材の育成・強化を通じてリ  スクの軽減を図っておりますが、両氏に対する依存度は高いため、両氏のうちいずれかが何らかの事由で業務を遂行  できなくなったときは、当社グループの経営成績及び事業展開に影響を与える可能性があります。

⑥ 特定の取引先への依存度について

  松下電工インフォメーションシステムズ株式会社は、中長期的なパートナーとしてデータ連携ソフトウェア市場を  共同で開拓していくことに合意しており、平成19年9月30日現在で当社発行済株式総数の13.5%を所有する主要株主  となっております。

  同社との間では、「ASTERIAマスターパートナー」としての販売契約のほか複数の業務提携(同社中期計画への組  み込み、同社内における「ASTERIA」販売チームの設置、顧客への技術支援委託等)を行っております。「ASTERIA」  の販売について原則として当社からの直接販売を行っていないため、既存のASTERIAパートナーとの取引のないエン  ドユーザーや当社のパートナーではないシステムインテグレータなどとの取引については、主として同社を通じた販  売を行っております。このため、同社を通じた販売の比率は平成18年3月期において38.2%、平成19年3月期におい  て37.9%、平成19年9月中間期において21.0%となっております。

  上記に述べたような当社との関係は良好であり、当面変化することはないと考えております。しかしながら、当社  と同社の関係や契約の状況によっては、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑦ 小規模組織であることについて

  当社は、平成19年9月30日現在、取締役6名、監査役4名及び従業員48名と小規模組織であり、内部管理体制も現  在の規模に応じたものとなっております。今後は事業の拡大に伴って人員の増強を図っていく考えであり、それに応  じて内部管理体制も強化していく予定であります。

  当社が事業の拡大や人員の増加に対して適切かつ十分な組織的対応ができなかった場合には、当社グループの事業  及び業績に影響を与える可能性があります。

(11)

⑧ 人材の確保について

  当社グループは、市場のニーズに合った良質の製品を提供していくために、高い能力と志をもった人材を少数精鋭  で揃えることに注力してきました。そのために、もし中核となる社員が予期せぬ退社をした場合にはメンバー構成に  重大な変化が生じる可能性があります。

  このような事態を避けるために、今後も事業の拡大に伴い、積極的に優秀な人材を採用・教育し、また魅力的な職  場環境を提供していく方針でありますが、そうした人材が十分に確保できない場合には、当社グループの事業及び業  績に影響を与える可能性があります。

⑨ 個人情報管理について

  当社グループの教育他事業においては、XML試験の受験、XML教育の受講などに起因する個人情報を扱っておりま  す。当社グループではこれらの個人情報については必要なセキュリティを施すとともに厳格な管理を行っておりま  す。また、過去に個人データの漏洩が起こった事実は認識しておらず、これらに起因するクレームや損害賠償請求を  受けた事実もありません。しかしながら、今後万一個人情報管理における何らかの問題が生じた場合、損害賠償責任  の発生や当社グループに対する信頼の低下等により、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性がありま  す。

 (システムトラブルのリスク)

① 当社グループ提供のソフトウェアの不具合について

  当社グループの主力製品である「ASTERIA」は、銀行決済や報道情報配信など社会的にも重要度の高いシステムに  使用されております。当社グループでは、当社グループの責めに帰すべき事由によるソフトウェアの不具合(誤作  動、バグ等)を発生させないよう品質管理に最善の注意を払っており、またソフトウェア使用許諾契約書等によって  不具合が発生した場合のリスクの低減措置等を講じていますが、将来にわたって当社グループの責めに帰すべき不具  合が発生しないとは限りません。そのため、ソフトウェアの不具合に起因する損害賠償責任の発生や当社グループに  対する社会的信頼を喪失することにより、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

② 社内のシステムトラブルについて

  当社グループは、社内のコンピュータシステムに関して、バックアップ体制を確立することによる災害対策を講じ  ておりますが、地震や火災などの災害、コンピュータ・ウィルス、電力供給の停止、通信障害、通信事業者に起因す  るサービスの中断や停止など、現段階では予測不可能な事由によりシステムトラブルが生じた場合、当社グループの  事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(知的財産権についてのリスク)

 当社グループは、現時点において、当社グループの事業活動に影響を及ぼすような特許権、商標権その他知的財産  権が第三者によって取得されているという事実は確認しておりません。また第三者から知的財産権に関する警告を受  けたり、侵害訴訟等を提起されたことはありません。しかしながら、将来の当社グループの事業活動に関連して、第  三者が知的財産権の侵害を主張し、当社の事業が差し止められたり、損害賠償など金銭的な負担を余儀なくされた場  合、または第三者の知的財産権につき実施許諾が必要となりロイヤリティの支払いが発生したり、あるいは実施許諾  が得られない場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(配当政策についてのリスク)

  当社の配当政策につきましては、当社の利益成長とそれを支える礎となる財務体質の強化が重要との認識から当期  の業績の状況をベースに、内部留保の充実と配当性向等とのバランスを図りながら、株主に対して積極的に利益還元  を行うことを基本方針としております。

  当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本方針としております。配当の決定機関は中間配当は  取締役会、期末配当は株主総会であります。

  しかしながら、当社は第6期に至るまで損失を計上しており、第7期、第8期、第9期においては利益を計上した  もののまだ内部留保が充実しているとは言えず、配当を実施しておりません。

(新株予約権による株式価値の希薄化についてのリスク)

  当社は、役職員の会社業績向上に対する意欲や士気を高めることを目的として、新株予約権を利用したストックオ  プション制度を導入しております。

  具体的には、平成15年2月24日開催の臨時株主総会特別決議及び平成15年5月29日の取締役会決議、平成15年6月  26日開催の定時株主総会特別決議及び平成16年5月27日の取締役会決議、平成17年9月9日開催の臨時株主総会特別  決議及び平成17年9月22日の取締役会決議、平成17年10月27日の取締役会決議、平成17年11月24日の取締役会決議、  平成18年2月23日の取締役会決議に基づき、旧商法第280条ノ20及び第280条ノ21並びに第280条ノ27の規定による新

(12)

 株予約権を発行しており、平成19年3月26日臨時株主総会特別決議及び平成19年3月26日の取締役会決議に基づき、  会社法第236条及び第238条の規定による新株予約権を発行しております。平成19年9月30日現在、5,062.13株を発行  しており、平成19年9月30日現在の発行済株式総数56,885株の8.9%に相当します。

  これらのストックオプションが行使された場合、当社の1株当たりの株式価値は希薄化する可能性があります。ま た、当社株式の上場後の株価次第では、短期的な需給バランスの変動が発生し、株価形成が影響を受ける場合があり ます。

(税務上の繰越欠損金についてのリスク)

  当社は第7期以降において課税所得が発生しましたが、税務上の繰越欠損金の一部充当により課税所得の控除が行  われております。今後の当社の業績が順調に推移し、税務上の繰越欠損金が全額解消された場合、通常の税率に基づ  く法人税、住民税及び事業税が発生し、当社グループの当期純利益及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性が  あります。 

(繰延税金資産についてのリスク)

  当社は、税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異に対して、第7期以降繰延税金資産を計上しております。繰延  税金資産の計算は、将来の課税所得に関する予測や収益力の十分性を含め、回収可能性を慎重に検討して計上してお  りますが、今後の収益動向の変動等により課税所得の獲得が十分でない場合は、繰延税金資産の取崩しが必要にな  り、その結果、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(13)

2.企業集団の状況

平成19年9月30日現在、当社グループは、当社及び連結子会社1社(Infoteria Corporation USA, Inc.)により構成さ れております。当社は、国内におけるXML関連のソフトウェアの開発と販売を行い、子会社Infoteria Corporation USA, Inc.は、米国において次世代インターネットに関する市場調査及び研究開発を行っております。

当社グループの事業は、ソフトウェアの開発・販売とそれに付帯するサービスの提供という単一事業であり、事業の種 類別セグメント情報を記載していないため、事業区分ごとの内容を下に記載します。

区 分 内  容

ライセンス

当社は、企業等のニーズに対応する汎用のソフトウェア製品を企画・設計・開発し、その使用許 諾権(ライセンス)を、当社と販売契約を締結するシステムインテグレータ等に販売しておりま す。当連結中間会計年度におけるライセンス売上は「ASTERIA」のライセンスによるものが主と なっております。

サポート

当社は、当社ソフトウェア製品の導入先企業に対して技術サポート及び製品の更新(機能の拡充、 新しいOSへの対応、不具合の修正)など運用支援を行うサポート業務を行っております。

ネットサービス

当社は、平成18年8月よりインターネットを使用してカレンダーを共有する「c2talk」の提供を 開始、平成18年9月にインターネット上で提供される企業課題管理サービス「Topika」の販売を 開始し、これらはインターネット上のサービスとして計上されるため「ネットサービス」という 売上区分を新たに設定しております。なお、平成19年10月から提供を開始しておりますオンライ ン表計算サービス「OnSheet」もネットサービスに売上計上される予定です。

役務サービス

当社は、当社パートナー企業の業務を補完する目的で、当社ソフトウェア製品のライセンス販売 の付帯サービスとして「製品導入コンサルティング業務」、「製品技術者育成支援業務」、「シ ステム構築支援業務」を行っております。

教育他

当社は、XMLの普及拡大とXML技術者の増加に伴う当社製品市場の拡大を目指し、XML技術者の教育 業務と、XMLに関する技術力を認定する制度である「XMLマスター」の運営業務を行っております。

(14)

事業系統図は、次のとおりであります。

エンドユーザー

ASTERIAパートナー

(注1)

当社

Infoteria Corporation USA, Inc

.

(注3)

ソフトウェア 当社ソフトを含む

ソリューション

サポート /役務 システム保守

ライセンス

(注4)

サポート

(注4)

広告主

ネットサービス

(注4)

広告出稿 ソフトウェア

コンテンツ

研究開発・調査の委託

教育

(注4)

教育 センター

(注2)

教材 教育

試験

エンドユーザー

エンドユーザー

サポート /役務 ソフトウェア

広告

役務サービス

(注4)

エンドユーザー

ASTERIAパートナー

(注1)

当社

Infoteria Corporation USA, Inc

.

(注3)

ソフトウェア 当社ソフトを含む

ソリューション

サポート /役務 システム保守

ライセンス

(注4)

サポート

(注4)

広告主

ネットサービス

(注4)

広告出稿 ソフトウェア

コンテンツ

研究開発・調査の委託

教育

(注4)

教育 センター

(注2)

教材 教育

試験

エンドユーザー

エンドユーザー

サポート /役務 ソフトウェア

広告

役務サービス

(注4)

(注1) 「ASTERIAパートナー」は、基本的にASTERIAマスターパートナー(ASTERIA販売の中核となるシステムイン     テグレータであり、自社顧客へのASTERIAの販売とシステム構築を行うとともに傘下に2次販売店を持つこと     ができる。平成19年9月30日現在、15社)。とASTERIAソリューションパートナー(2次販売店を持つことの     できないシステムインテグレータであり、自社顧客であるエンドユーザーへのASTERIAの販売とシステム構築     を行います。平成19年9月30日現在、8社。)で構成されます。また、商流に絡まない技術支援パートナーと     して「ASTERIAテクニカルパートナー」が存在します。

     なお、ソフトウェアおよび技術サポートにおいては、一部直販も存在します。

(注2) 「教育センター」は、当社が認定した企業が運営するICEC (Infoteria Certified Education Center)を表し     ます。

(注3) Infoteria Corporation USA, Inc.は、当社の連結子会社です。

(注4) 当連結中間会計期間におけるそれぞれの事業区分の売上比率は、「ライセンス」が53.2%、「サポート」が     33.8%、「ネットサービス」が0.6%、「役務サービス」が2.9%、「教育他」が9.5%となっております。

(15)

3.経営方針

(1)会社の経営の基本方針

当社グループは、「進化するネット空間で組織を超えた連携を実現するソフトウェアを開発し世界規模で提供する」 ことを使命(ミッション)としております。そのために、当社自体が「『つなぐ』エキスパート」として社会的な価 値を生み出し、社会に貢献することを目指しております。

 また、当社は「『売上』は当社が社会に生み出した価値」、「『利益』は当社が生み出した価値と消費した価値の 差分」との考え方を基本に、社会的価値の提供を通じて会社価値の増大に努めてまいります。

(2)目標とする経営指標

当社グループが重視している経営指標は、売上総利益率であります。具体的には、平成20年3月中間期は、売上総 利益率68.1%となりましたが、今期の見込みでは70%以上を見込んでおり、今後も売上総利益率70%以上の水準を維 持することを経営指標としてまいります。

 そのためには、強い製品が必要であり、従来より積極的に研究開発投資を行ってまりましたが、今後とも売上の5

~10%を目処に積極的な研究開発投資を行っていく計画です。

(3)中長期的な会社の経営戦略

当社グループはの中期的な経営戦略は以下の4点です。

① 主力製品「ASTERIA」の製品力と販売力の強化

② 第2、第3の柱となる製品・サービスの確立

③ 海外市場への展開

④ 積極的な研究開発投資

 企業におけるシステム連携を実現する製品「ASTERIA」を主力製品として今後も販売増大に取り組んでまいります。 当社では、企業システム連携製品を使用する企業数は、向こう5年間で約10倍の規模に達すると見込んでおり、その ために販売チャネルの強化、製品ラインアップの強化に取り組みます。具体的には、平成19年3月期に実施した

「ASTERIA」の製品ラインアップ充実に加えて、平成20年3月期には「ASTERIA DataCaster(アステリア データキャ スター)」の出荷など「ASTERIA」のファミリー製品の拡充を図ります。

「ASTERIA」に加えて、新たなターゲットに向けたネットサービス製品にも積極的に取り組んでいきます。平成19年 3月期に提供を開始した「c2talk」「Topika」に加えて、平成19年10月から提供を開始しておりますオンライン表計 算サービス「OnSheet」によってユーザー数を増やし、それぞれを売上の源泉となるサービスに成長させてまいりま す。

 さらに、当社製品・サービスを海外で販売することにより売上の増大を図ると同時に、日本のソフトウェアの輸出 に寄与してまいります。

 当社は、今後の企業情報システムが、「サービス化したソフトウェア」、「リアルタイム化したインターネット」 によって支えられると確信しており、今後ともこのような流れを先取りしたソフトウェアを意欲的に研究開発し提供 してまいります。

(4)会社の対処すべき課題

 当社グループは、将来の成長性の確保及び利益率の向上を図るため、「ASTERIA」の売上を中心としたビジネス モデルの確立を目指し、結果として平成19年3月期にはライセンスとサポートの合計が全体売上の9割を超える状況 となりました。しかしながら、今後当社グループが変化の激しい環境に適応しさらなる成長を実現していくためには、 以下に挙げるような点が課題であると認識しております。

① マルチプロダクト/サービス化

 19年3月期において、当社グループの売上の9割以上を「ASTERIA」一製品(ライセンス及びサポート)に依  存しています。このことは、「ASTERIA」の売上そのものが当社グループの事業成績に直結することを示していま  すが、「ASTERIA」のライセンス売上は、永久的な使用許諾権の販売に基づくため販売時1回限りの計上であるこ  とから、月次、四半期そして市場環境によっての偏差が大きくなっています。当社が継続的な成長を実現するに  あたっては、「ASTERIA」と同様に基幹となるプロダクト/サービスを育て、特定の市場の影響を受けにくい事業  ポートフォリオを組み立てることが大きな課題であると認識しております。

② 「ASTERIA」ファミリー製品の充実

  「ASTERIA」の導入企業の増加に伴って、顧客各社からの要望も多種多様になってきています。そのため、   「ASTERIA」を使用目的やシーンによって複数ラインアップとする必要が生じており、平成19年3月期において  は、「ASTERIA」の用途に応じた2つの提供形態を加え、3つの製品ラインアップとして提供を開始しました。

(16)

  また、さらに「ASTERIA」の利用シーンやニーズにマッチするために、「ASTERIA」の技術をベースとしたファ  ミリー製品の充実が重要な課題であると認識しております。

③ ASTERIAパートナー及び制度の強化

  「ASTERIA」の販売増大のためには、「ASTERIA」の販売代理店である「ASTERIAパートナー」の強化が課題と  なります。

(ア)中核パートナーの育成

   「ASTERIA」の実績が伸びるにつれ、各ASTERIAパートナーにおける取り組みや販売力の格差が出てきており   ます。このため、販売実績が上位のパートナーを中核パートナーとして育成を目指し、具体的には、技術支   援、営業支援の強化に加え、2次パートナー制度(平成18年4月開始)などによって、中核パートナーにおけ   る「ASTERIA」ビジネスの拡大を支援していく方針です。これを具現化したものが、平成19年1月に発足した   「ASTERIA マスターパートナー」制度であり、この制度を確実に運用していくことが今後のパートナービジネ   ス拡大のための課題であると認識しております。

(イ)2次パートナー制度

   「ASTERIA」の認知及び普及の促進によって、「ASTERIA」を基盤としたシステム開発ができるシステムイン   テグレータの必要性が増しています。しかし、販売代理店の安易な増加は、当社の大幅な負担増や、既存パー   トナー同士の競合を激化させる可能性もあり得策ではありません。そこで、既存パートナーの販売力の増大を   支援するとともに、当社製品の市場へのリーチを増やすために、平成18年4月より2次パートナー制度を開始   しています。2次パートナーの数が、市場における「ASTERIA」のエンドユーザーへの提案力増強のための課題   であると認識しております。

(ウ)テクニカルパートナー制度と質の向上

   「ASTERIA」の普及と販売量増加にともなって、システム開発案件が増加し、ASTERIAパートナーにおける   ASTERIAエンジニアが不足する状況が散見されるようになりました。そこで、平成19年1月に、ASTERIAを使用   したシステム開発のみを行う「ASTERIA テクニカルパートナー」制度を創設し、エンジニア不足による受注機   会の喪失や遅れなどを防ぐ取り組みを始めています。平成19年9月30日現在「ASTERIA テクニカルパートナ   ー」は7社ありますが、テクニカルパートナーの質の向上大は、市場におけるASTERIAを使用したシステム開発   力の増強のために、重要な課題であると考えております。

④ 「ASTERIA」新市場の開拓

   「ASTERIA」のさらなる伸張のためには、汎用のミドルウェアとしてだけではなく、すでに実績のある報道ネ   ットワークやリアルタイム決済におけるソリューションなどのように、具体的な用途における活用を提案し、   その中における確固たる地位を確立することが課題となります。当社としては、特に市場性の見込まれる以下   の新市場について「ASTERIA」の展開を図る計画です。

(ア) 財務情報市場

   XBRLという全世界で使われ始めている企業財務情報データ標準は、企業財務情報の適時開示を促進するとと   もに、処理の自動化、可視化を促進するために不正の排除にも役立つことから将来的な普及が見込まれます。   当社では、XBRLの普及啓発活動を積極的に推進するとともに、XBRLデータを集める側の企業(銀行、監査法   人、連結子会社の多い大会社など)における「ASTERIA」の適用を進めます。

(イ) 医療情報市場

   当社は、医療情報(電子カルテなど)のXML化の初期段階から技術開発に関わってきましたが、ようやく国内   の医療機関においてXML化された医療情報の交換が普及しようとしています。このために、「ASTERIA」と   「c2talk」をベースに医療情報処理を支援するアプリケーションやモジュールを開発することで、この市場に   おける当社製品のシェアの拡大を課題と考えております。

(ウ)環境情報市場

   地球環境の保護が世界的な課題となっている今日、生産財における環境物質情報の追跡管理が大きな課題と   なっています。たとえば、原料として使われている物質の情報を、原料段階から最終製品まで伝えるためには   加工・流通それぞれの段階において大量に発生する情報を正しく把握し伝えていかなくてはなりません。当社   では、大量のデータをリアルタイムに伝えるためのハイエンド製品「ASTERIA ARMS」によって、これらの課題   に応える計画です。

⑤ ソーシャルカレンダー「c2talk」の普及

  「c2talk」は、既存の単一目的で使用されるカレンダーソフトやスケジューラソフトと違い、インターネット  上のサービスを組み合わせた複合型のサービスにより、自分の情報、社内の情報、インターネット上の情報を、  全て組み合わせて表示することが可能で、これを「ソーシャルカレンダー」と呼んでいますが、この概念は現時

(17)

 点で一般的に普及しているとは言えず、今後「ソーシャルカレンダー」の概念を普及させることが当社のネット  サービスを成長させる上で重要な課題となっております。さらに、当社では、「c2talk」を携帯機器、情報家電  で展開することを計画しておりますが、当社としては実績のない領域であり、この分野への進出にあたっての体  制の整備と綿密な計画の立案と実行が重要な課題であると認識しております。

⑥ Web向け新製品(サービス)の提供

  「Web 2.0」と呼ばれるインターネットの新たな潮流においては、ソフトウェアは特定の場所(例えば企業内の  サーバールームや個人のパソコン内など)にあることを前提とせず、インターネット上のサービスとして存在  し、それらを組み合わせたり、加工したりして使うことが可能になります。

  当社グループでは、次世代の「つなぐ」対象としてWeb上の各種コンテンツやサービスのための「つなぐ」プラ  ットフォームの開発を計画しています。平成18年9月に販売を開始した新製品「Topika」や平成19年10月から提  供を開始しております「OnSheet」はWebブラウザのみで使用することのできるSaaS(Software as a Service)製  品であり、ユーザーは自社に特別な環境を構築することなくソフトウェアを使用することが可能です。平成18年  8月にサービス提供を開始したWebチャット「Lingr」(リンガー)では、基礎技術としてComet(コメット)を採  用し、リアルタイムWeb時代のサービスのあり方を提案しております。

  当社グループでは、「Web 2.0」時代に適応したネット上のサービスの連携や加工を容易に行うためのプラット  フォームや基本的なサービスをさらに揃えて展開していくことが将来の成長のための重要な課題であると認識し  ております。

⑦ 国外市場への展開

  当社は、設立時より「海外に通用するソフトウェア」の開発と提供を目指しております。既に主力製品  「ASTERIA」の英語版の開発を完了し、米国の販売代理店と契約を締結するなどの活動を開始していますが、現時  点では本格的な展開のために十分な販売活動の投資ができている状況ではありません。しかしながら、欧米、ア  ジアなどの海外市場は国内市場より規模が大きく、国外市場への展開は当社事業の中長期的な成長のためには重  要な課題であると認識しております。

⑧ 子会社における研究開発への投資

  当連結会計年度において、米国子会社において研究開発中のプロジェクト「Lingr」(リンガー)を公開しまし  た。この試みは、日本国内で実績のある「ASTERIA」を海外に持っていくということだけでなく、国境を越えたソ  フトウェア開発の可能性を探るものであり、実績などに関係なく真に当社の研究開発力が世に問われるプロジェ  クトであると位置づけて力を入れています。

  このため、この研究開発には一定の投資を続ける計画ですが、一方で、海外展開において日本のソフトウェア  企業が成功した事例は、ゲームソフトを除いては皆無に等しく、前例のみから考えればリスクの高い施策と判断  されることも確かです。そのため、当社では、独立の子会社とは言え、進捗、財務数値を月次で詳細に管理する  ことや当社取締役会においても四半期ごとにビジネスレビューを行い適時に機会とリスクの把握と判断を行うこ  とが重要な課題であると認識しております。

⑨ 成長のための社内人員の充実

  「ASTERIA」の顧客企業数が増え、ターゲットとなる業種業態も幅が広がっています。また、今後マルチプロダ  クト/サービス化によりさまざまなターゲット分野における成長をより確固たるものにするために、開発、マー  ケティング、営業、管理などの各職務において優秀な人材をタイムリーに採用することが重要な課題となってお  りますが、昨今の労働市場環境の変化により苦戦を強いられています。来年度に向けて、経営資源のより戦略的  な分配などを含め採用計画を達成することが重要な課題であると認識しております。

(5)その他、会社の経営上重要な事項

 平成19年10月22日に、100%子会社「インフォテリア・オンライン株式会社」を設立いたしました。インフォテリ ア・オンライン株式会社は、「OnSheet」をはじめとする当社のSaaS製品を、主として中小および個人事業主などに 直接販売を行う会社です。

参照

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